ノーカーボン紙の特徴とメリット、デメリット
ノーカーボン紙の特徴とメリット、デメリット
今回は「ノーカーボン紙の特徴とメリット、デメリット」についてです。「ノーカーボン紙」が増えました。ノーカーボン紙とは元から色素の入った微細なカプセルと顕色剤が塗られている用紙のことです。
ちなみにノンカーボン紙ではなく、「カーボン紙」は手書き文字の複写を行うために書類の間に挟んで用いる紙です。昔の営業さんは販売店さんなどではよくこのカーボン紙を利用していたことかと思います。
今から40年・50年前くらいでは、伝票類を複写するには、カーボン紙が必要で、カーボン紙が机の引き出しに多く保管してあったと思います。領収証などの伝票の下にカーボン紙をはさんで複写する、という方法でコピー複写を作っていました。会社や自営業では必須の事務用品だったカーボン紙ですが、最近では技術の進化もありまして現在では、すっかり見なくなりました。
ノーカーボン紙は感圧紙とも言われていて、ノーカーボン紙が複写できる理由はミクロの粒子状のカプセルにあります。
ノーカーボン紙は、ボールペンなど1枚目に書いた筆圧で、上用紙下面のカプセルが潰れ、中に入っていた無色インキが染み出します。その染み出したインキが中用紙の「顕色剤」と化学反応を起こして発色するという仕組みになっています。
ノーカーボン紙の特徴とメリット
ノーカーボン紙のメリットとは何でしょうか。
カーボン用紙を使った複写やカーボンインキを塗布した用紙による複写に比べて、擦れて複写される用紙を汚したり、また手にカーボンインキがついて汚れるということがないので、扱いやすいのが最大のメリットです。
反対に、デメリットは、水や湿気に弱い、圧力に弱い、長期保存に向かないということがあります。
もちろんですが、伝票プリントどっとこむでは、ノーカーボン紙のメリットやデメリットなど想定の上でご要望に応じて紙をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。