領収書の役割・レシートの違い


当たり前のように領収書を発行しているけれど、領収書ってどんなものなの?レシートとなにが違うの?って疑問に思ったことはありませんか?今回は、そんな領収書の役割とレシートの違いについて説明いたします。

領収書とは?

領収証とは、受取人が支払者から金銭を支払ったことを証明する書類をいいます。領収書がなければ、商品やサービスを提供した際に発生する金額を受け取ったということを証明できなくなるので、大変重要な役割となります。

領収書の役割

領収書の役割は大きく分けてふたつあります。

■商品やサービスの代金を確実に支払ったことを証明する
商品やサービスに対する対価を確実に支払ったことを証明するものになるので、経費などの支払いにおいて内部不正を防ぐ役割もあります。

■二重請求や過払いを防ぐ
領収書は支払いが完了していることを証明するものになるため、領収書が無ければ、すでに支払い済みの物をもう一度支払う可能性がでてきます。
また、法人や個人事業主にとっては、税務調査に対して売上金や経費を示す大変重要な書類にもなります。法人は7年間(赤字の場合は10年間)、個人事業主は白色申告なら5年間、青色申告なら7年間は保存をしておかなければなりません。

領収書とレシートとの違い

領収書もレシートも支払いを行った証明の書類になりますが、領収書は宛名が記載され、レシートには宛名が記載されていないという点が違います。
レシートに宛名がなくても店名や日時、商品やサービスの内容、金額がきちんと印字されているため、「領収書とレシートは特に区別されず同じもの」として扱われます。しかし、社内ルールで「経費精算は領収書でなければ認めない」と定めている企業もありますので、レシートの扱いは確認してみてください。

今回は「領収書の役割・レシートの違い」についてご説明させていただきました。
領収書のご相談になると飲食店などの現金商売をしているお店からの注文が多いですが、会社などでも現金で支払いがある場合には領収書が必要になる場合があります。その場合にロゴマークや社名などデザインされているオリジナルの領収書を渡すケースも多々あります。せっかくなので市販のものでなく、オリジナルの領収書をちゃんと作りたい、そんな場合には伝票印刷どっとこむにご相談ください。